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町田駅について 町田駅の紹介 町田駅は、東京都町田市の中心駅で、JR東日本（横浜線）と小田急電鉄（小田原線）の接続駅となっています。現在の駅構造では、一方から他方への乗り換えを行う際には、原則的には一方の改札口を一度出た後、他方の改札口に再び入る形になっています。 交通系ICカードを改札口でその都度タッチするか、券売機で乗車券を買いなおすなどの作業が必要になります。ただし、定期券の利用者の場合は例外で、定期券専用の連絡通路が2008年に設けられています。また、2015年における町田駅の1日の平均乗車人数は、JR東日本が約11万2,000人、小田急電鉄が約14万6,000人です。 町田駅の歴史 1908年（明治41年）、東神奈川駅と八王子駅を結ぶ「横浜鉄道」が開通しました。町田駅が開業したのはこの時のことです。開業当時の駅名は「原町田駅」でした。その後、横浜鉄道は1917年（大正6年）に国有化されます。1980年（昭和55年）、駅前の再開発に伴い、駅の移転が実施されました。これにより、現在の駅舎は小田急線の町田駅と隣接する形になります。そしてこの時「町田駅」に改称されます。1987年（昭和62年）、国鉄民営化によりJR東日本の駅となりました。 一方、小田急電鉄の町田駅が開業したのは1927年（昭和2年）のことです。開業当時の駅名は「新原町田駅」でしたが、1976年（昭和51年）に現在の「町田駅」に改称されました。2016年のダイヤ改正により、JR東日本の車両乗り入れが開始されました。 町田駅の交通機関 最初にも触れたとおり、町田駅にはJR横浜線と小田急小田原線が乗り入れています。JR横浜線は、横浜市の東神奈川駅と東京都の八王子駅を結ぶ路線です。町田駅から八王子駅までの所要時間はおよそ25分、東神奈川駅まではおよそ30分です。なお、東神奈川駅より先には根岸線の横浜駅があり、町田駅からも直通電車が利用できます。これを利用した場合の横浜駅までの所要時間はおよそ35分です。 一方、小田急小田原線は、東京の新宿駅から神奈川県の小田原駅を結ぶ路線です。快速急行を利用すると、新宿駅までの所要時間はおよそ30分です。JR横浜線からJR中央線に乗り継いで新宿に行く場合は1時間ほどかかるので、大幅に時間が短縮できます。また、終点の小田原駅までは1時間ほどですが、特急を利用すれば約40分です。 町田駅の周辺施設 町田駅周辺は「西の渋谷」と呼ばれることがあります。多摩地区の中ではとりわけ繁華な街並みを形成しており、大型商業施設も多く立ち並びます。たとえば、JR東日本系列の「ルミネ町田店」、小田急系の「小田急百貨店町田店」、「小田急マルシェ町田」などです。加えて、東急電鉄系の商業施設である「町田東急ツインズEAST」（東急ハンズや東急ストアなどが入居）や「109MACHIDA」なども集客の大きい商業施設です。 そして、駅周辺には公共施設も数多く存在します。たとえば、駅の北西およそ1キロほどの場所に町田市役所があります。町田税務署、町田消防署、市立中央図書館、町田市保健所なども駅の周辺にあります。