塾講師の仕事、アルバイトと正社員で仕事はどのように違うの?
2019/03/27
塾講師でアルバイトをされている方(もちろんそうでない方も)の中には、 いずれ正社員として働くことを検討したいという方もいらっしゃるかもしれません。
塾講師で正社員になった場合、アルバイトと正社員とでは何がどのように違うのか。異なっているのは、雇用形態や給与の違いだけではなく、仕事の内容や責任の範囲にも及びます。正社員ならではの仕事内容について、大きく3つに分けて解説します。
①アルバイト講師を育成・マネジメントする仕事
多くの塾は、講師として多くのアルバイトの方を雇用しています。このとき、正社員が、アルバイトの方たちを「管理・監督」する責任があります。
具体的には、アルバイトの方を採用するところに始まり、「新人」としてスタートしてから 一人前に育てること。 そして、一人前になってからも、任せた業務をきちんと行っているかどうか、 質の高い授業ができているか、生徒の成績を伸ばすことができているかを管理します。
特に個別指導塾では数名の正社員に対してアルバイトが数十名といったケースもあります。 その際は、自分が生徒に教えることよりも、アルバイト講師をきちんと管理することの方が 多くの割合を占め、重要になってきます。
また、アルバイト講師たちの都合を踏まえて働けるよう、そのシフトを決めて校舎が円滑に 運営されるようにすることも大切な仕事です。
②生徒に入塾してもらうための仕事
塾には、何もしなくても生徒が入ってくるわけではありません。
また、民間企業である塾は、定員の中でできるだけ多くの生徒に入塾してもらい、 企業としての売り上げや利益を上げていかなければなりません。
生徒が来る時間になれば授業で生徒に勉強を教えることが仕事の中心になりますが、 主にそれ「以外」の時間や授業の合間を縫って行うのが生徒に入塾してもらうための仕事です。 例えば、問い合わせをいただいた保護者の方からの電話に対応したり、 さらに興味を持ってくださった方と面談をし、入塾を検討してもらえるように働きかけます。 問い合わせが来てからの対応だけでなく、近隣の学校でのチラシを配布したり、 折込チラシをつくったりすることもあります。
さらには、学校の長期休み前など、多くの保護者が入塾を検討するシーズンには 入塾説明会を開くこともあります。 面談にせよ説明会にせよ、保護者の方に塾の特長を伝え、お子さまを「この塾に通わせよう」と 思ってもらうことがゴールであり、売り上げや利益に直結する大切な仕事。
塾講師である以上、生徒に勉強を教えることが上手であるべきなのはもちろんですが、 ある程度はこうした「営業活動」ができることも必須です。
③保護者との面談など、学習や進路のアドバイスをする仕事
アルバイトでも、生徒に対して自分の経験などをもとにさまざまなアドバイスをすることは あったと思います。
ただ、正社員になると、生徒だけではなく保護者の方、学習や進路の「プロ」として 接することになるのは大きく異なる点。
例えば、1学期に1回程度のペースで、多くの塾では面談を行います。
その場では、生徒、つまりお子さまの塾での学習状況や現在の学力を伝え、 志望校合格に向けてどのように学習していけばよいかなどを、 親身かつ具体的に話すことが求められます。
アルバイトから正社員で就職することも検討してみては?
以上のように、正社員になるとアルバイトよりも仕事の範囲が広がり責任も大きくなります。
ただ、それでも塾講師の正社員で最も求められる資質ややりがいを感じられるのが 「生徒にわかりやすく勉強を教えること」「それによって喜びを感じられること」であるのは、 アルバイトと変わりません。
そのため、もしも塾講師のアルバイトをしている中でやりがいを強く感じることが できているようであれば、正社員になっても十分やりがいを感じられるでしょう。
実際、塾業界では、学生時代のアルバイトをきっかけにそのまま正社員になったり、 教育業界を志すようになったという人は少なくありません。
「塾の仕事のやりがい」に共感していただける方は、是非とも正社員になって塾業界で活躍し、 一人でも多くの生徒に勉強の面白さや将来の選択肢に広がりを提供してあげてください。
塾講師で正社員になった場合、アルバイトと正社員とでは何がどのように違うのか。異なっているのは、雇用形態や給与の違いだけではなく、仕事の内容や責任の範囲にも及びます。正社員ならではの仕事内容について、大きく3つに分けて解説します。
①アルバイト講師を育成・マネジメントする仕事
多くの塾は、講師として多くのアルバイトの方を雇用しています。このとき、正社員が、アルバイトの方たちを「管理・監督」する責任があります。
具体的には、アルバイトの方を採用するところに始まり、「新人」としてスタートしてから 一人前に育てること。 そして、一人前になってからも、任せた業務をきちんと行っているかどうか、 質の高い授業ができているか、生徒の成績を伸ばすことができているかを管理します。
特に個別指導塾では数名の正社員に対してアルバイトが数十名といったケースもあります。 その際は、自分が生徒に教えることよりも、アルバイト講師をきちんと管理することの方が 多くの割合を占め、重要になってきます。
また、アルバイト講師たちの都合を踏まえて働けるよう、そのシフトを決めて校舎が円滑に 運営されるようにすることも大切な仕事です。
②生徒に入塾してもらうための仕事
塾には、何もしなくても生徒が入ってくるわけではありません。
また、民間企業である塾は、定員の中でできるだけ多くの生徒に入塾してもらい、 企業としての売り上げや利益を上げていかなければなりません。
生徒が来る時間になれば授業で生徒に勉強を教えることが仕事の中心になりますが、 主にそれ「以外」の時間や授業の合間を縫って行うのが生徒に入塾してもらうための仕事です。 例えば、問い合わせをいただいた保護者の方からの電話に対応したり、 さらに興味を持ってくださった方と面談をし、入塾を検討してもらえるように働きかけます。 問い合わせが来てからの対応だけでなく、近隣の学校でのチラシを配布したり、 折込チラシをつくったりすることもあります。
さらには、学校の長期休み前など、多くの保護者が入塾を検討するシーズンには 入塾説明会を開くこともあります。 面談にせよ説明会にせよ、保護者の方に塾の特長を伝え、お子さまを「この塾に通わせよう」と 思ってもらうことがゴールであり、売り上げや利益に直結する大切な仕事。
塾講師である以上、生徒に勉強を教えることが上手であるべきなのはもちろんですが、 ある程度はこうした「営業活動」ができることも必須です。
③保護者との面談など、学習や進路のアドバイスをする仕事
アルバイトでも、生徒に対して自分の経験などをもとにさまざまなアドバイスをすることは あったと思います。
ただ、正社員になると、生徒だけではなく保護者の方、学習や進路の「プロ」として 接することになるのは大きく異なる点。
例えば、1学期に1回程度のペースで、多くの塾では面談を行います。
その場では、生徒、つまりお子さまの塾での学習状況や現在の学力を伝え、 志望校合格に向けてどのように学習していけばよいかなどを、 親身かつ具体的に話すことが求められます。
アルバイトから正社員で就職することも検討してみては?
以上のように、正社員になるとアルバイトよりも仕事の範囲が広がり責任も大きくなります。
ただ、それでも塾講師の正社員で最も求められる資質ややりがいを感じられるのが 「生徒にわかりやすく勉強を教えること」「それによって喜びを感じられること」であるのは、 アルバイトと変わりません。
そのため、もしも塾講師のアルバイトをしている中でやりがいを強く感じることが できているようであれば、正社員になっても十分やりがいを感じられるでしょう。
実際、塾業界では、学生時代のアルバイトをきっかけにそのまま正社員になったり、 教育業界を志すようになったという人は少なくありません。
「塾の仕事のやりがい」に共感していただける方は、是非とも正社員になって塾業界で活躍し、 一人でも多くの生徒に勉強の面白さや将来の選択肢に広がりを提供してあげてください。